市区町村をおぼえよう

概要

フ鯖の年末2023 Advent Calendar 2023 12/2分の記事です。

今晩のおかずから愛の告白まで幅広く話題を募集しているアドカレです。

私の今晩のおかずは餃子でした。餃子!愛してる!

adventar.org

 

本記事では最近私が遊んでいるミニゲーム:ShiKuChoSonのご紹介をさせていただこうと思います。

本記事を読むことで以下のようなことがわかります。

  • ShiKuChoSonとはどんなゲームで、どんなところが面白いのか
  • 市区町村のようなたくさんの情報をどのようにして覚えるか

ShiKuChoSonとは何か?

 下記リンクから遊べる市区町村当てクイズ。wordleの派生ゲームであるworldleの派生ゲームです。(ややこしい)

shikuchoson.jp

 画面を開くと、下図のように日本のどこかの市区町村のシルエットが表示されます。

 画面下部のテキストボックスに市区町村名を入力して、緑のボタンを押すと回答できます。

なお、テキストボックスに県名や町の名前を入力すると市区町村の絞り込み検索ができるようになっています。

 北西の境界線が直線的なので海岸線のようですね。西側が海ということは、日本海側かな?

試しに回答するとこんな感じ↓

 不正解だとヒント(正解の市町村までの距離と方向)が出てきます。6回以内に正解できればOK。

 3回目で正解することができました。やったあああああああああああああああああああああああああああああ。海岸線だと思った境界線は琵琶湖でしたね。

 問題は日替わりで、1日1問です。同じ日であればみんな同一の問題が出ます。

 「結果をシェアする」ボタンを押してSNSに貼り付ければ、下記のような形で結果をTLに流せます。ShiKuChoSonタグで検索するとみんなの結果が見られて面白い。

fedibird.com

 その他詳しいことはShiKuChoSonのページ左上のはてなマークとか、ページ下部『市区町村 FAQとサポート』とかをクリックして読んでみてください。攻略にかかわるルールや仕様がかかれているので、プレイする際に役立ちます。

何が楽しいの?

  • シルエットやヒントから推測して絞りこんでいくところが推理ゲームみたいで面白い!
  • 努力次第で正答率が上がっていくので達成感がある。
  • 飲み会等で地元の話になった際に、地名を聞いてある程度位置感が分かるので、会話が愉快になる。
  • 市区町村を覚えるにあたって調べ物をしているうちに、面白い雑学が得られたり、行ってみたいところができたりする。

 私がShiKuChoSonをやり始めたきっかけは約1年半前、TLで誰かがリザルトを投稿していたのがきっかけでした。元々地理が比較的好きな科目であったのと、音ゲーのような、練習してできないことを出来るようにするゲームが好きだったので、性に合っていると思い遊ぶようになりました。

 当時は県から先はさっぱり‥という感じで6回以内の正答率も2割なかったのですが、今となってはほとんど問題を落とすことがなくなり、記事を書いている2023/11/25現在151連続正答中です。

 練習しているうちにドンドン正答率が上がっていく様子が回答率や回答数から直に感じられて、とても楽しかったですね。

 皆さんももし気が向いたら趣味の一つとしてやってみてはいかがでしょうか。

市区町村の覚え方

 でも市区町村って覚えるの大変だし、とっつきにくいですよね。。そこで、私が安定して正解を出せるようになるまでに実施した覚え方についても紹介させていただきます。

絶望の大地北海道。 覚えられない。。(179市町村)

CraftMAP -日本・世界の白地図- より引用)

 実は私も一度ShiKuChoSonに挫折しており、はじめてすぐに2ヶ月くらいブランクを空けています(フォロワーのあべる氏に連日「ShiKuChoSonやれよ」と言われなんとか再開)

 その際、ちゃんと方針を立てて練習しないと楽しくならないな、と思い、下記の三点を意識するようになりました。

  1. 眺めるだけでなく、解く
  2. レベルを上げながら周回する
  3. ふとした疑問は立ち返る

1.眺めるだけでなく、解く

 眺めているだけではなかなか覚えられません。市区町村クイズを出してくれるようなアプリがあるので、問題を出してもらいましょう。

 私も始めたての頃、間違えたときはとりあえずその県の地図などを見て、市区町村の位置は確認するようにしていたのですが、後日同じ県の問題が出たときには全く記憶に残っておらずさっぱり…ということが多発していました。

 情報は取り込むだけでなく、自分からアウトプットしたほうが記憶に残ります。

 アウトプットの仕方としてとっつきやすいのは問題演習ですね。まぷすた!というアプリが便利です。

play.google.com

このアプリは以下のようなクイズができます。

  • 市区町村パズル:各市区町村の形のパズルピースをはめて県や地方を完成させる。
  • 市区町村6択クイズ:市区町村の位置と形が表示されるので選択肢から正しい市区町村名を選ぶ。
  • 市区町村読み方クイズ:市区町村の位置と形が表示されるので読みを回答する。
  • 市区町村書き方クイズ:市区町村の位置と形が表示されるのでパッドに漢字を書いて市区町村の名前を回答する。(これは非効率なのでやってない)

 出題範囲も地方ごと、県ごと、カスタムした複数の県など自由に変更ができます。先程画像で貼り付けた北海道も北海道振興局(北海道を14の地域に分けた行政区分)ごとにステージが用意してあるので覚えやすいです。私はひたすらこのアプリで問題を解いて市区町村の位置関係を覚えました。

2.レベルを上げながら周回する

 アプリで練習するにしても、いきなり「この市町村の名前は何?」みたいな高難度の問題をやってもわけがわからないし、モチベーションも効率も上がりません。そこで、はじめは簡単な問題から、徐々にレベルを上げるように計画を立てる必要があります。

 はじめは都道府県パズルをやり、慣れてきたかな?と思ったところで選択肢クイズに移行。それも慣れてきたら読み方クイズに移る、、のような感じです。今やっていることが簡単になり、短い時間でできるようになってきたら、短くなった分周回数を増やしたり、高度な問題を解くようにします。

具体的には、、

  1. 1日2~3県、県ごとに市区町村パズルをやる。各県は一度に2,3回(あるいはスムーズにパズルが完成させられるようになるまで)繰り返す。県は北から順番に進めて、沖縄まで行ったら北海道に戻る。
  2. 47都道府県を3周くらいすると、パズルくらいなら楽勝、という県が出てくるので、そういった県から市区町村パズル+市区町村6択クイズの組み合わせに移行する。はじめは1回パズルをやって復習してから、6択クイズに挑戦する形にして、慣れたら6択クイズのみにする。慣れてきたら6択クイズの正答率を意識する(3ミス以内になるまで繰り返すなど)
  3. 選択肢にも慣れてきたら読みに入る。選択肢同様、周回しながら徐々に読み方のみになるように移行したり、正答率を意識するようにしていく。

 実際はまぷすたの色々な設定を使ってもう少し複雑な方針を組んでいましたが、そういう細かい方針は人それぞれでよく、とにかく「早くできるようになったらその分難しいことをする」を意識してその時その時で取り組む内容を決めていけばいいと思います。

 あと、上記の手順1.に記載した「一度に2,3回繰り返す」というのは大切です。人間1回やった直後にドンドン忘れていくので2回、3回その場で繰り返すのは即復習になり物覚えも良くなります。

 また、1県づつやり込むのではなく、程々の時間で周回数を上げることも大事。1県1県に時間をかけすぎていると次に同じ県を解く頃には全部忘れてしまっており、記憶のない状態からまたやり直しになってしまうので効率が悪いです。

 そんな感じでだんだん難しいことをできるようになっていきましょう。難しい覚え方ができるようになるほど、脳と情報の結びつきは強固になります。逆に言うと、ずっと同じことをしているだけでは同じ記憶の定着レベルにしかなりません。ドラクエでスライムを倒してもある一定のレベル以上はほとんど上がらなくなるのと同じ感覚です。

3.ふとした疑問は立ち返る

 ふと浮かんだ疑問はできるだけすぐ調べて納得するようにすると復習になりますし、印象にも残ります。

例えば:

  • 何か似た名前や形の市区町村を見た気がする。どこだったっけ。
  • 何でこんな変な形、変な名前なんだろう。
  • 全く知らない市町村なんだけど、名産や観光地とかあるのかな

気になったらすぐgoogleなどで検索しましょう。

復習にもなりますし、疑問はすぐ解消したほうが、問題を解くのにも集中できます。

 集中が切れてきた、覚えられなくてしんどいときもこれをやると良いです。ただしのめり込み過ぎないこと。そればかりになっても効率が悪いため。

 調べてへ〜と思ったことは人に話すのもいいです。私はたまにSNSで地理に関する豆知識や地名の由来に関する投稿をしていました。

 上記1.から3.を意識しながら何十周も周回していると、数カ月放置しても忘れなくなってきます。(多分脳が情報を長期記憶と認識してしっかり保存してくれるようになっているのだと思う)そうなるまで地道に続けましょう!

まとめ

  • ShiKuChoSonとはシルエットから市区町村を当てるゲーム。やっていると学びや進捗が得られて楽しい。
  • 市区町村のようなたくさんの情報を覚えるときは、アウトプットすること、徐々にレベルを上げること、ふとした疑問は振り返ることを意識する。

 以上、私がよく遊んでいるShiKuChoSonについて好きに語らせていただきました。みんなも、覚えよう!ShiKuChoSon!!(投げやりな締め)